津山武道学園
津山武道 ロゴ
津山武道学園
TSUYAMA BUDOGAKUEN
髙原清隆
津山武道学園 学園長 髙原 清隆
「津山を“世界の武道の聖地に”」を目指して ご挨拶


拝啓 時下、益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度、津山市体育協会津山武道学園は、本場の日本武道を習いたい方々を、初心者から上級者まで受け入れる体制を整え、世界から日本の武道の愛好家に来ていただき、武道を通じた国際文化交流をはかり地域活性化を目指します。そしてその活動母体となる地元有志及び国内外の支援者から成る「津山街デザイン創造研究所」が設立され、国内外へ津山武道、津山の魅力をアピール・発信。官民一体となり津山市及び美作地域の振興及び観光客誘致を目指して参ります。
津山市は、岡山県北部にあり、津山盆地とその周辺からなる、北は鳥取県と接している人口約10万人の街で、近隣の真庭市・美作市他5町2村と合わせ美作地方と呼ばれています。
美作地方には、1532年に創始されたと伝わっている日本の多くの武術流派に影響を与えてきた羽手(柔術)・棒術・剣術・居合等を中心とした「竹之内流」があり、武術の発祥の地とされております。
また、剣豪宮本武蔵が誕生した地方であり、津山城築城以来、武士社会はもちろん庶民の間にも武道が盛んに行われ、現在まで脈々とその伝統は引き継がれております。
特に剣道では、現在津山の地に剣道7段の有段者五十数名がおり、毎日練習に汗を流しているところです。
世界各国で人気のある、漫画「NARUTO‐ナルト‐」の原作者岸本斉史氏も美作地方の出身者であり、この様な武道の影響は大いに受けているものと思います。
津山武道学園は、剣道・柔道・空手道・合気道・少林寺拳法・弓道・相撲の7つの武道愛好家達が集まり、伝統ある津山武道の振興を目指している団体です。
「津山を“世界の武道の聖地に”」という大きな夢の実現に向け頑張ってまいります。
世界各国の武道家の皆さん! 城下町津山にお越しいただき、我々と交流してみませんか。

学園訓 “文武両道”
学園目標
「豊かな心を持ち、たくましく生きる人材を育成する」
自己の能力・適性にふさわしい種目から伝統的な運動文化や武道の特性を理解させ、
相手を尊敬し、礼儀正しく公正かつ沈着に物事を考える能力を養い、心身ともに健全な人材育成を目指す。
「武道人口並びに武道理解者の拡大を図り、津山総合武道館建設の実現を目指す」
教育重点目標
一. 各武道団体固有の伝統文化を理解させ、心豊かな人間を育成する。
二. 生涯を通して武道に親しみ、強い精神力と体力を身につけさせる。
三. 武道に対する高度な技能と専門的な理論を身につけさせる。
四. 武道精神を持って、社会に貢献できる人間を育成する。
五倫・五常の道
剣の道はまた、剣の理法の修練による人間形成の道でもある。
竹刀
袴
剣道はまた、正しい人の生きる道を学び取る修練でもある。剣道袴や竹刀にもその教えが潜んでいる。剣道袴の前にある五本の襞(ひだ)や竹刀にも大切な意味を持つ。中国の儒教の教えの中に「五倫・五常の道」を諭したものがある。これは人間関係や人の生きる道を説いたものである。「五倫」は基本的な人間関係を規律する五つの徳目を。「五常」は人が守るべき五つの徳目を現している。

まず、「五倫」とは、
◎君臣の義/君主と臣下は互いに慈しみの心で結ばれなくてはならない。
◎父子の親/父と子は親愛の情で結ばれなくてはならない。
◎夫婦の別/夫と妻にはそれぞれの役割があることを知ること。
◎長幼の序/年少者は年長者を敬い、従うこと。
◎朋友の信/友は互いに信頼の情で結ばれなくてはならない。

次に「五常」とは、
◎仁/思いやりの心を持つこと。
◎義/正しい行ないをすること。
◎礼/礼儀、尊敬、敬う心を持つこと。
◎智/正しい判断をする智慧を持つこと。
◎信/周りの人から信頼をされる生き方をすること。

剣道の道に参入する際に、この五倫五常の教えを学び、理解することがとても大切である。

Translate »